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25.03.27

デジタルハーツホールディングスとeスポーツ産業の発展及びゲーム人材の育成を目的とした戦略的パートナーシップに合意

この度、プロeスポーツチーム「FENNEL」と株式会社デジタルハーツホールディングス(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:筑紫 敏矢、東証プライム:証券コード3676、以下、「デジタルハーツホールディングス」)は、eスポーツ産業の発展及びゲーム人材の育成を目的とした戦略的パートナーシップに合意したことをお知らせいたします。

世界が注目、Z世代が熱狂──拡大するeスポーツ産業の現在地と未来

国際オリンピック委員会(IOC:International Olympic Committee)がeスポーツの国際大会「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ(Olympic Esports Games)」の開催を2027年に予定しているなど、eスポーツは世界規模での盛り上がりを見せています。

世界のeスポーツ市場は、年成長率は20%を超え、10年後には100億ドル超えが期待される勢いで拡大しており、日本のeスポーツ市場も世界と同様の成長率での拡大が見込まれています。特に日本におけるeスポーツは、スポーツとしての側面だけでなく、そのエンターテイメント性の高さから若年層をひきつけており、音楽やファッションなど、eスポーツを軸とした新たな文化や価値観が創出されるなど、なかでもZ世代に対し強力なブランド力を発揮しています。

eスポーツ産業は、単なる大会運営による集客や配信といったビジネスにとどまらず、eスポーツそのものが有するZ世代へのリーチ力や浸透度、eスポーツチームや有名選手が持つ知名度や魅力などを活用した企業ブランディングやマーケティングなど新たなサービスの創出が期待されるほか、eスポーツチームを支援する会社においては、「eスポーツ部」の創設を通じた社内モティベーションの向上やZ世代向け採用力の強化など、様々な取り組みへと広がっています。

さらには、年齢や性別、体力差や障がいの有無などを越えて、あらゆる人々が一緒にプレイし競い合えるeスポーツ特有の競技性にも社会的な注目が集まっており、従来のスポーツの枠にとらわれない、eスポーツの無限のひろがりが期待されています。

デジタルハーツホールディングスについて

デジタルハーツグループは、「SAVE the DIGITAL WORLD」という企業ミッションのもと、約8,000名のゲーム好きなテスターの機動力及び創業以来培ってきたノウハウを強みに、ゲームの不具合検出を行うデバッグ事業を中心とした、ゲームメーカーをサポートする様々なサービスを提供しています。また、これまでも、eスポーツ関連の業界団体への参画や世界最大級の格闘ゲーム世界的eスポーツ大会「EVO(The Evolution Championship Series)」の日本誘致などを通じ、日本におけるeスポーツの普及に積極的に取り組んでまいりました。

この度、FENNELはデジタルハーツホールディングスと、資本参加を含む戦略的パートナーシップを締結いたしました。日本を代表するeスポーツチームとして新たな若者文化の発信を目指すFENNELは、ゲーム好き人材を事業基盤とするデジタルハーツグループから多方面にわたる支援を受けることで、eスポーツ産業のさらなる発展やユニークなゲーム人材の育成を加速させることを目指してまいります。

デジタルハーツホールディングス 代表取締役社長 CEO筑紫 敏矢のメッセージ

この度、株式会社FENNEL様との戦略的パートナーシップが実現したことを大変喜ばしく思っております。デジタルハーツグループは、eスポーツが持つ可能性と成長性にいち早く着目し、日本での普及に向けて先駆的に関わってまいりました。国内のeスポーツ産業はまだ黎明期であり、そのエンターテインメント性と、オンラインを通じて老若男女にかかわらず誰とでも楽しめるという普及力において、今後一つのビジネスとして大きく成長すると確信しています。FENNEL様とのパートナーシップにより、企業ブランディングやマーケティング事業の強化に加え、eスポーツを通じて創出される新たな文化や産業の発展を加速させるとともに、グローバルでの競争力を発揮できる若者の育成を支援してまいります。今後、eスポーツが、当社グループの事業の柱の一つとなり、財務的及び非財務的な価値の創出を実現していきます。

FENNEL 代表取締役社長 高島 稜のメッセージ

この度、デジタルハーツホールディングス様とパートナーシップを締結することができ、大変光栄に思います。ゲーム市場において長年にわたり高品質なサービスを提供し、縁の下の力持ちとしてゲーム業界を支え続けてこられたデジタルハーツホールディングス様との協業は、私たちが目指すeスポーツ業界全体の発展にとって重要な一歩になると確信しています。FENNEL単体の成長を超えて、eスポーツ市場全体の発展とゲームチェンジを視野に入れ、eスポーツ業界での若手育成や競争力の向上を目的としたアカデミー事業の拡充にも積極的に取り組んでまいります。業界をリードする存在として、両社の強みを融合させ、新たな価値を多くの方々に届けていきます。

(JST) 00:00:00 Sun, January 01, 2000